Kirnberger, Johann Philip
ヨハン・フィリップ・キルンベルガー
独 1721-1783
作曲家、音楽理論家、ヴァイオリニスト、鍵盤奏者。
幼い頃からヴァイオリンとチェンバロに親しみ、ゲルバー、ケルナーに学んだ後、1739年ライプツィヒに出、J.S.バッハに師事。1741〜50年、ポーランドで貴族の楽師、家庭教師を務める。1751年、ドイツに戻り、ベルリン宮廷に仕えた。作品は、鍵盤楽曲、歌曲、室内楽曲がある。
キルンベルガーの考案した音律は、古典調律の代表的なもので、現在も使用される。第1、第2、第3があり、第3は特に使用頻度が高い。古典、ロマン派の時代、またそれ以降も、現在の平均率が一般的になるまで、幅広く使われた調律法である。
著書「純正作曲の技法 Die Kunst des reinen Satzes in der Musik」は、春秋社より邦訳が出ている。
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