Lanner, Josef
ヨゼフ・ランナー
オーストリア 1801-1843
作曲家、ヴァイオリニスト。ヴァイオリンと作曲を独学で学ぶ。17歳で自身の楽団を作る。これはヴァイオリン2、ギター1のトリオだったが、J.シュトラウス(父)がヴィオラで加わることとなり、やがてオーケストラと発展し、ランナー自身の作品を演奏して人気を得た。
1829年、宮廷舞踏会の楽長に任命。
ウィンナワルツの創始者。J.シュトラウス(父)と共にウィーンをワルツ全盛時代へ導いた人物。ランナーにより、ウィンナワルツは複数のワルツがつながり、導入部とコーダを持つという大きな構成を持つようになった。
ワルツ、レントラー、ポルカ、ギャロップ、マーチなど208にのぼる多数の曲を書いた。
代表作:
ブダペスト風ワルツ Pesther Walzer op.93(1835)
宮中舞踏会舞曲集 Hofballtanze op.161(1840)
夢想家 Die Romantiker op.167(1841)
シェーンブルンの人々 Die Schonbrunner op.200(1843)
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