Lutoslawski, Witold
ヴィトルト・ルトスワフスキ
ポーランド 1913-1994
作曲家。
ワルシャワ大で数学を専攻。その後、1932年よりワルシャワ音楽院で作曲とピアノを学び、ピアニストとして活動。その後作曲に重きを置くようになり、自作の指揮をするようになるにつれ、指揮者としても活躍した。2次大戦前、そして戦後のポーランドにおいて創作活動が抑圧された10年程、またその後、作風は時代によって変わる。初期は新古典的だったが、次第に調性から離れ、偶然性の技法へと進んだ。声楽関係では、テクストはフランス語を好む。1959、73年、作曲家同盟賞、1964年クーセヴィツキー賞、1971年ラヴェル賞。欧米各国の音楽大学で教え、スウェーデン・米・独・英の科学アカデミー会員。
代表作:
◆管弦楽曲
交響曲 第1〜3番
ヴェネツィアの遊び
人々に平和を
オーケストラのための2重フーガ
交響変奏曲
ミ・パルティ
◆協奏曲
チェロ協奏曲(ロストロポーヴィチに献呈)
ピアノ協奏曲
◆室内楽曲
オーボエとピアノのための「墓碑銘」
◆ピアノ
ソナタ
パガニーニの主題による変奏曲
牧歌集
民謡集
3つの子供の歌
◆声楽
女声合唱とピアノのための「5つのメロディ」
合唱と器楽アンサンブルのための「アンリ・ミショーの3つの詩」
テノールとオーケストラのための「織り込まれた言葉」
バリトンとオーケストラのための「眠りの空間」(ディスカウに献呈)
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