Macdowell, Edward
エドワード・マクダウェル
米 1861-1908
作曲家、ピアニスト、教育家。
父はスコットランド、母はアイルランド系。16歳でパリ音楽院に入学、その後フランクフルトのホーホ音楽院で学ぶ。1881年、ダルムシュタット音楽院ピアノ科教授。82年、ピアノ協奏曲第1番を作曲、リストに称賛され、リストの尽力により組曲を出版。1888年、米国に戻り、ボストンで活躍。1896年、コロンビア大音楽学部長。帰米後はリストの助言により作曲に専念。作風は、インディアンの音楽を取り入れたアメリカ的な作品もあるが、基本的にヨーロッパ的ロマン主義で、グリーグ、ワーグナー、リスト、メンデルスゾーンの影響が見られる。晩年は脳に障害を負い、病苦のうちに没した。同世代のアメリカ人音楽家の中で最高の才能であったといわれる。作品はピアノ曲多数。
◆ピアノ
第1近代組曲
第2近代組曲
ピアノ協奏曲第1番、第2番
ソナタ 第1番 悲劇的
ソナタ 第2番 英雄
ソナタ 第3番 北欧
ソナタ 第4番 ケルト風
森のスケッチ
◆交響詩
ハムレットとオフィーリア
ランスロットとイレーン
◆声楽
ゲーテ・ハウエルズ・自作の詩による8つの歌曲集
自作の詩による4つの歌曲集
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