Metner, Nikolay Karlovich
ニコライ・カルロヴィチ・メトネル
露 1879-1951
ピアニスト、作曲家。両親はドイツ系。
モスクワ音楽院でピアノをサフォーノフとサペルニコフに,作曲をアレンスキーに,対位法とフーガをタネーエフに師事。
1900年に卒業、同年ウィーンでルビンシテイン賞受賞、ピアニストとして欧州各地で活躍。その後1909〜10年、および1915〜21年、モスクワ音楽院のピアノ科教授。
1921年以降はベルリン、25年パリに移り、1936年からロンドンに定住。
シューマン、ブラームスなどドイツ的書法を受け継ぎ、かつ、超絶技巧やロシア民族音楽を取り入れたピアノ曲を多数書いた。室内楽、声楽曲も多い。
代表作:
◆ピアノ
8つの気分 op.1(1896-97)
おとぎ話 op.8(1905)、op.34(1916)、op.35(1916-17)、op.42(1921-23)、op.48(1926)、op.51(1928)
忘れられた調べ op.38-40(1918-1920)
理想 (1937)
ピアノ・ソナタ 12曲 (1904?35)
ロマンティカ (1931-32)
ピアノ協奏曲 3曲 op.33(1918)、op.50(1927)、op.60(1943)
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