Meyerbeer, Giacomo
ジャコモ・マイヤベーア
独 1791-1864
作曲家。
本名ヤーコプ・リープマン・ベーア Jakob Liebmann Beer
富裕なユダヤ商家、ベーア家に生まれ、親類マイヤー家の遺産も相続したことから、両家の姓を合わせて名乗るようになる。
幼い頃からピアニストとして頭角を現し、7歳でデビュー、9歳で初リサイタル。その後作曲を学ぶ。ピアニストとして名声が高まる一方、オペラ作曲家としての道に惹かれる。初めの何作かは不評に終わったが、1816年イタリアに移ってから成功を収める。1825年、パリへ拠点を移し、31年、「悪魔のロベール」で大成功となり、これを見たロッシーニがオペラ制作を断念したと言われる。36年の「ユグノー教徒」も好評で、オペラ作家としての名声を確立、欧州オペラ界に君臨することとなる。1832年、プロイセン宮廷楽長、42年同音楽総監督、ベルリンとパリを往復しながら創作に励む。グランド・オペラの第一人者で、独、伊、仏の様式を合わせた作風を確立した。
代表作:
アンジェのマルゲリータ
エジプトの十字軍
悪魔のロベール
ユグノー教徒
予言者
北極星
アフリカの女
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