Obrecht, Jacob
ヤコブ・オブレヒト
フランドル c.1453-1505
作曲家。
1476年頃ユトレヒトで聖歌隊指揮者。
1479〜84年、ベルヘン・オプ・ソームの聖ヘルトリューデ教会、聖母信心会の聖歌隊指揮者、1480年、司祭叙階。
1484〜85年、カンブレ大聖堂の聖歌隊長、しかし職務上の財政管理の不手際と少年聖歌隊員の監督不履行をとがめられて解雇された。
1486〜91年、ブルッヘの聖ドナティアヌス教会で聖歌隊長および先唱者代理。
1487年,公爵エルコレ1世の招きで半年間フェッラーラを訪問。
1491〜96年、バルビローの後継者としてアントワープのノートル=ダム大聖堂の聖歌隊指揮者。
1498〜1500年、再度ブルッヘで先唱者代理を務める。
フェッラーラで宮廷楽長だったジョスカン・デ・プレがペストの流行を嫌って離任し、その後任になるためフェッラーラに赴き、ペストで他界。
フランドル楽派最盛期に活躍した。作品は主として教会音楽であるが、フランドル・シャンソンの作曲家としても代表的存在。

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