ヨハン・パッヘルベル
Pachelbel, Johann
独 1653 - 1706
オルガニスト、作曲家。
ニュルンベルクで作曲家ハインリヒ・シュヴェンマー、オルガニストのヴェッカーのもとで音楽教育を受ける。
1669年からアルトドルフ大学で学びながら、聖ローレンツ教会でオルガニストを務める。
1670〜73年、レーゲンスブルクのギムナジウムに通いつつ、プレンツに師事。
その後各地でオルガニストを務める。1673〜77年にウィーンの聖シュテファン大聖堂の次席オルガニスト、1677〜78年にはアイゼナハ宮廷オルガニスト。アイゼナハではJ.S.バッハの父ヨハン・アンブロジウスと親しくなり、J.S.バッハに大きな影響を与えた。
1678〜90年、エルフルトのプレディガー教会で活躍。
1690年、シュトゥットガルトで宮廷オルガニスト、1692年にはゴータで市のオルガニストとしてアウグスティノ修道会マルガレーテ教会につとめ、1695年ふたたびニュルンベルクに戻り、聖ゼバルドゥス教会のオルガニストとして活躍した。
各地を移動したことで、歌唱的ヴィルトゥオーソ的な南ドイツの音楽様式と、定旋律と結びついた対位法の中部ドイツの様式を融合した。
作品:
器楽作品:
アポッロの六弦琴、変奏、オルガンまたはチェンバロによる6つのアリア
3台のヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジグ(パッヘルベルのカノンと呼ばれるのはこの曲)
カンタータ「主に向かって歓呼の声を上げよ Jauchzet dem Herrn」(5声の混声合唱、オーケストラ、オルガン)
・・・など。
作品:管弦楽曲DB
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