ニコロ・パガニーニ
Paganini, Niccolo
伊 1782 - 1840
ヴァイオリニスト、作曲家。
少年時代にマンドリンを習う。7歳からヴァイオリンを父親に習い始め、その後ジェノヴァのヴァイオリニストのアントニオ・チェルヴェットとパルマのジャコモ・コスタに一時的に師事。作曲はガスパーレ・ギレッティとその弟子のパエールに師事。
1801年、ルッカ共和国へ行き、国立の楽団に採用され、またナポレオンの妹ピオンビーノの侯女ルッカ・エリーザ・バチオッキの宮廷に仕えた。
1809年、イタリア全土に演奏旅行を開始。1828年には、オーストリア、ドイツ、フランス、ベルギー、イギリスへと演奏旅行、聴き手を圧倒する超絶技巧と表現力で各国の音楽家たちを感激させ、パガニーニを讃える多くの作品が生まれた。ステージ上でのカリスマ性は強烈で、「魔術師」「悪魔のヴァイオリニスト」の異名をとった。名声を獲得するも、健康を損ね、1834年に帰国。
音楽史上最重要なヴァイオリニストと言われ、近代ヴァイオリン技法を開拓、作曲においても難技巧を取り入れた作品を残した。
代表作:
24のカプリッチョ 24 Capricci per violino solo op.1
ヴァイオリン協奏曲
第1番 ニ長調 op.6
第2番 ロ短調 op.7
第3番 ホ長調
第4番 ニ短調
第5番 イ短調
無窮動 Moto perpetuo op.11
作品:管弦楽曲DB
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