Rameau, Jean-Philippe
ジャン=フィリップ・ラモー
仏 1683-1764
作曲家。
オルガニストだった父の影響で早くから鍵盤楽器に親しみ、リヨン、パリなどフランス各地をオルガニストとして転々とする。その後クラヴサン音楽に没頭し、1706年、1724年、1728年にクラヴサン曲集を発表。クラヴサンの重要なレパートリーであり、現在ではピアノでもよく弾かれる。オペラの作曲家としても成功、名声を得、多数の作品がある。その後作られた1741年の室内楽作品、コンセールによるクラヴサン曲集も有名。コンセールによるとは、この場合、室内合奏のための、といった意味で、クラヴサンの曲のオブリガートとして2つの旋律楽器、弦と管のパートを付け加えたもの。弦、管の伴奏がクラヴサンなのではない。
代表作:
◆器楽
コンセールによるクラヴサン曲集
第1〜第5コンセール
編成→クラヴサン、ヴァイオリン(またはフルート)、ヴィオール(または第2ヴァイオリン)
◆著作:
和声論(1722)
理論的音楽の新しい体系(1726)
作品:オペラ名曲辞典
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