パブロ・マルティン・メリトン・デ・サラサーテ・イ・ナバスクエース
Sarasate y Navascuez, Pablo Martin Meliton de
西 1844 - 1908
ヴァイオリニスト。7歳で最初の公開演奏会。マドリードでロドリゲスに師事、1856〜59年にはパリ音楽院でアラールに師事。
卒業後、ヴィルトゥオーソとして活躍、世界中を演奏旅行。
超絶技巧のみの演奏ではなく、美しい響きと音色で知られた。技巧的には華やかな装飾音、早弾きが特徴。
献呈された曲には、ラロの「スペイン交響曲 Symphonie espagnole」、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲 第2番」、「スコットランド幻想曲 Schottische Phantasie」、サン=サーンスの「演奏会用小品 Concertstuck」「ロンド・カプリチョーソ Rondo capriccioso」「ヴァイオリン協奏曲 ロ短調」などがある。
自身はオペラの名曲やスペイン民俗音楽をヴァイオリン用に編曲し、演奏した。19世紀スペイン音楽で重要な位置を占める。当時の最も優れたヴァイオリニストの一人。
代表作品:
ツィゴイネルワイゼン Zigeunerweisen op.20
スペイン舞曲集 Spanische Tanze op.21
バスク奇想曲 Caprice basque op.24
アンダルシアのセレナード Serenade andalouse op.28
序奏とファンダンゴ Introduction et fandango op.40
カルメン Carmenによる演奏会用幻想曲
魔弾の射手 Der Freischutzによる演奏会用幻想曲
ドン・ジョヴァンニ Don Giovanniによる演奏会用幻想曲
作品:管弦楽曲DB
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