Se'verac, De'odat de
デオダ・ド・セヴラック
仏 1872-1921
父は地方貴族で、息子には法律を学ばせるつもりだった。しかし勉強に出された先のトゥールーズでデオダは法律を放り出し、音楽を始めてしまう。
トゥールーズ音楽院、パリではパリ音楽院に入ったがすぐにやめ、スコラ・カントルムで学ぶ。ダンディ、ギルマンなどに師事。ピアノはアルベニスに習った。
フォーレとも交友があり、影響を受ける。ドビュッシーはセヴラックの作品を「素敵な香りのする音楽」と評した。
他の音楽家と豊かな交流があったパリだが、都会暮らしより田舎を好み、南仏に戻って作曲活動を続け、地方色の濃いピアノ曲を多数作った。南フランスの農村の空気、色彩、香りが得も言われぬ魅力を放つ作品が多数ある。
歌曲、合唱曲、オペラもある。
近年、評価が高まり、演奏される機会も増えている。
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