アルバート・ヘリング
Albert Herring
ベンジャミン・ブリテン
Benjamin Britten
台本:エリック・クロージャー(英)
Eric Crosier
原作:ギー・ド・モーパッサン(英語1850〜1893)の短編小説『ユッソン夫人のばらの樹』
Cuy de Maupassant / La Rosier de Madame Husson
初演:1947年6月20日グラインドボーン音楽祭歌劇場で、作曲者自身の指揮
演奏時間:3幕5場(1幕54分/2幕53分/3幕33分)合計2時間20分
楽器編成:
Fl(Pic/Alto),Ob(EH),Cl(Bs-Cl),Fg/Hr/Perc/Hp/Str
レチタティーヴォは指揮者の演奏するピアノによる
概説:
この作品は、1946年6月〜1947年にかけてサフォーク州オールドバラで書かれたオペラブッファであり、イギリス・オペラの旗揚げとして書かれたものだ。イギリスの作曲家であるベンジャミン・ブリテンは、指揮者、ピアニストでも有名であった。グラインドボーン音楽祭とは、丘陵地帯にある裕福な地主ジョン・クリスティが、自分の奥さんのためにカントリー・ハウスの庭に小劇場を建てたことではじまった音楽祭である。
モーパッサンの小説に沿い、主人公の内気で引きこもりがちな若者アルバート・ヘリングが、偶然得た賞金を手に、なにかと束縛する母親の元を離れ、町の外でいろいろ経験する事により、一人前の陽気な男として戻ってくるという単純なストーリー。
by AS
最終更新:20080528
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