W.A.モーツァルト
Ascanio in Alba
劇場セレナータ K.111
アルバのアスカニオ
序曲と2幕33曲
原作:ローマ神話
台本:パリーニ/A.Giuseppe Parini
作曲:1871年8月21日〜9月23日
初演:同年10月15日ミラノ
時所:アルバ・ロンガ。ローマの南の平原。神話時代(紀元前千年頃)
楽器編成:2Fl,2Ob,2Fg/4Hr,2Tp(2セルパン:曲がった古いコルネットの1種。低音金管楽器)/Tim/Str
演奏時間:第一部:90分第二部:80分/合計2時間50分
概略:1769年〜1771年のイタリア旅行で大成功を納めたので、ウィーン王室マリア・テレジア女帝の第3皇太子フェルデナント大公とモデナ公国のベアトリーチェ王女の婚礼祝典のために祝祭オペラの注文を受けて出来たのがこのオペラ。初演は大成功。アスカニオはアルバ・ロンガ市の建築者として神話に登場。マリア・テレジアをヴィーナスとして神格化し、アスカニオをフェルデナント大公に置き換える制作意図。慶事を目的とされた演目で、内容も生臭い人間ドラマは避けられている。また頻繁にバレエが入り、華やかさを演出する。
最終更新20040508
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