あらすじ:(概説)
登場人物は3人。コルシカ島バスティア村。
バスティエンヌが一人寂しく恋の悩みを歌う。村の占い師コラが丘の上からやって来る。バスティエンヌはコラに、バスティアンが最近冷たくなったと悩みをうち明ける。占い師コラはバスティエンヌに、恋には駆け引きが大切と説く。バスティエンヌと入れ替わりにバスティアンが登場。コラは彼に、バスティエンヌは他に好きな人がいると告げる。落胆するバスティアンに、コラは占いの本を取りだしおまじないを唱える。コラはもう大丈夫と言って退場。バスティアンは一人希望を歌う。そこにバスティエンヌが再登場する。コラに悪知恵をつけられたバスティエンヌは、バスティアンに冷たい態度を取る。バスティエンヌは、昔優しかったバスティアンを懐かしく歌うが、二人は喧嘩を始める。さらに言い争いになるが、別れようとする直前に仲直りする。コラが再登場して、めでたしめでたし、フィナーレの三重唱。(幕)
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