第4幕
小川のほとりに倒れていたところをパンドルフに見つけられたサンドリヨンは、自分がいろいろな浮言を言っていたと聞き、王子との約束は夢だったのかと落胆する。アルティエールが、世界中からお妃候補としてやってくる姫君の行列を紹介する。その時伝令がやってきて、見知らぬ女の残したガラスの靴にピッタリと履ける女性をお妃とすると布告する。それを聞きサンドリヨンは今までの事は夢ではなかったのだと気がつく。
宮殿でのガラスの靴の持ち主探しは難航していた。皆がガラスの靴を履こうとするがだれも合わない。最後にサンドリヨンが履くと、ガラスの靴がピッタリと履けた。絶望する王子の元に、妖精の声と共にサンドリヨンが現れる、王子は喜び彼女を抱きしめ。人々は喜びの歓声をあげる。変わり身速くサンドリヨンを抱きしめるアルティエールに一同が呆れる中、パンドルフの音頭で皆が祝福する中で幕は閉じる。
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