第2幕マホメット二世の天幕
パミーラはマホメットとの愛、父、祖国の板ばさみに苦しみ、亡き母に救いを求め祈る。結婚式の準備が進められている。そこにパミーラを救出しようと潜入した隊長ネオクレが捕らわれて来る。ネオクレは、コリント人は回教徒の奴隷になるより死を選ぶと叫ぶ。怒ったマホメット二世が処刑しようとするが、パミーラは、彼は自分の兄なので命だけは助けてほしいと哀願する。その時再び戦いが始まったという知らせが届く。パミーラはついにマホメット二世との愛を断念して、祖国と運命を共にするためにネオクレとトルコの陣営を後にする。怒ったマホメット二世はコリントの全滅を命令する。
つづく

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