第2場 塔の牢獄
囚われの身となったコッラードは、自分の身を案じて出航をとめた愛するメドーラを想っている。自身の死は怖れないものの、自分が殺されれば、メドーラも悲しみのあまり死んでしまうだろうと悲嘆に暮れる。疲れ果てて眠りについたコッラードの所に、グルナーラが入ってくる。グルナーラは護衛にも使用人にも賄賂を渡したから、一緒に逃亡してほしいと懇願する。しかしコッラードは逃亡を潔しとせず、共に逃げる事を断る。思い余ったグルナーラはセイドの寝室に忍び込み、短剣で眠っているセイドを刺し殺す。牢獄に戻ってきたグルナーラからセイドを殺したと聞かされたコッラードは、意を決しグルナーラを連れて逃亡する。
第3場 ふたたびエーゲ海の島
メドーラは愛するコッラードの帰還を待ちわびていた。しかしトルコ軍との戦いから生還した海賊達の中にコッラードがいないのを知ったメドーラは毒をあおってしまう。その時、沖合に船が現れコッラードが帰ってくる。一緒にいる女性グルナーラの存在に動揺するが、グルナーラはコッラードへの片思いが報われなかったことを語る。早まって死を選んでしまったメドーラ。コッラードは腕の中で愛するメドーラの最後を看取ると、断崖に駆け上り後を追って海に身を投げてしまう。残されたグルナーラが絶望のうちに倒れ、幕となる。
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