イギリス女王エリザベス
Elisabetta, regina d'Ighilterra
Elizabeth, Queen of England
ロッシーニ
Giaocchino Rossini(1792-1868)
初演:1815年10月4日、ナポリ、サン・カルロ劇場
台本作家:ジョヴァンニ・シュミット/Giovanni Schmidt
原作:ソフィー・リー(Sophia Lee)の小説「奥所 The Recess」
上演時間:2時間15分
楽器編成:
2 Fl(Pic),2Ob(EH),2Cl,2Fg/4Hr,2Tp,3Tb/Tim,BD/Strings
概説:
ロッシーニの第15作目。24歳の作品。ナポリの為に作曲した10曲のオペラの最初の作品。
ナポリを拠点にしていた天才的興行主、ドメニコ・バルバイヤの依頼で作曲。
1815年はナポレオンの百日天下の年。ナポリ王国ではナポレオンの義弟、ジョアシャン・ミュラが国王。後ろ盾だったナポレオンが失脚しナポリにブルボン家が復帰したためコルシカ島に逃亡し、その後処刑される。
「エリザベッタ」の序曲は「パルミーラのアウレリアーノ」から転用され、さらに「セビリャの理髪師」の序曲に転用されている。
主役がソプラノ2人。テノール4人という特異な形。
最終更新:20040511
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