第2幕:
ベルフィオーレに逮捕状が出ている事を知った市長ドン・アンキーゼは、罪人と姪との結婚を許さないと力強く歌う。騎士のラミロは市長の姪アルミンダにふられたので、これでよりが戻せるかと密かに喜ぶ。ヴィオランテ殺害の件で市長に問いつめられるベルフィオーレを、サンドリーナは身分を明かして救う。アルミンダはサンドリーナを森に連れて行くように取りはからい、セルペタは市長にサンドリーナが逃げたと報告する。
場面が変わり、夜の野原。 サンドリーナは一人野をさまよい悲痛に歌う。 皆がサンドリーナを探しに森に入るが、暗闇で皆が相手を間違える。お互いに罪をなすりつけあい、サンドリーナとベルフィオーレは正気を失い、自分たちが神話の神だと思い込む。
第3幕へ
もどる
オペラ名曲辞典TOP