第3幕 軍のキャンプ地
翌朝兵士たちは進軍準備に追われている。港に駆け付けたジュディッタは進軍を知らされ取り乱す。オクターヴィオはすぐに帰るから待っていて欲しいと頼むが、ジュディッタは一度進軍したら帰れる保証は無いと責める。愛の深さを知った二人は抱き合い、二重唱「君は僕の太陽」を歌う。苦渋の選択に悩むオクターヴィオを、中尉アントーニオは、軍を犠牲にするのかと叱責する。オクターヴィオも軍務を怠ることは出来ないと思い直し、すがるジュディッタを振り払い、軍車に乗って去って行く。残されたジュディッタはオクターヴィオから贈られたネックレスを引きちぎり泣き崩れる。
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