【基礎データ】
海賊
Le Corsaire
Il Corsaro
作曲:
アドルフ・アダン/Adolphe Adam(1803~1856)
チューザレ・プーニ/Cesare Pugni(1802~1870)
レオー・ドリーブ/Leo Delibes(1836~1891)
リカルド・ドリコ/Riccardo Drigo
ミンクス/Minkus
シモン/Simon
オルデンブルク公爵/Prince Pyotr Georgievich of Oldenburg
台本:ジョセフ・マジリエ/Joseph Mazillier(1801~1868)原振付,ジュール=アンリ・ド・サン=ジョルジュ/Jules=Henri de Saint =Georges,フランス語
原作:ジョージ・ゴートン・バイロン/George Gordon Byron(1788~1824)、長編物語詩「海賊/The Corsair」、英語
初演1856年1月23日、パリ/Paris,オペラ座/L'Opera
演奏時間:プロローグ3分、第1幕第1場7分、第2場19分、第2幕29分、第3幕25分、エピローグ3分合計約1時間26分
概説:この作品は有名な舞踏家であり、多くの演出振り付けを手掛けたジョセフ・マジリエが1856年に発表し、大がかりな難破船のセットなども話題を呼び成功を収めた。その舞台に感銘を受けたロシアの振付師ジュール・ペローが二年後、新曲を加えて母国での上演を果たした。以後「海賊」はロシアバレエ人気の演目となり、ペローの後を継いだマリウス・プティパ/Marius Petipaによって、更に加筆や改訂が続き、現在の元となる改訂版が出来上がっていった。度重なる改訂に伴い、音楽においても多くの作曲家の曲が取り入れられた。「海賊のパ・ドゥ・ドゥ」と言えば今日もコンサートなどで最も踊られる演目である。
by MI
最終更新:2009年10月10日
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