イリス/Iris
マスカーニ1863-1945
Pietro Mascagni
台本:伊/ルイージ・イリッカ
1898年11月22日ローマ・コンスタンツィ劇場
楽器編成:三管編成,2Hp,多数の音程のあるドラ
時所:19世紀、日本の江戸
演奏時間:第一幕50分、第二幕45分、第三幕35分
概説:
江戸を舞台に、盲目の父と住む娘(イリス)が騙されて遊郭に売られていく物語。
19世紀後半のヨーロッパでは、パリの万博で極東の日本が紹介され関心の的であった。
江戸時代の遊郭を舞台に異国情緒あふれる幻想的な作品だが、ストーリーの甘さや日本の旋律をモチーフにしようとして、実際は日本的ではない旋律、フジヤマ・芸者といった安直な設定からオペラの完成度は低い。
イリスとはギリシャ神話の虹の女神、あやめ。
最終更新:20040430
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