時と場所1613年、ロシアとポーランド国境近くの村
第1幕 ドムニノ村
ドムニノ村の小作達が皇帝への忠誠と来る春を祝って歌っている。続いてスサーニンの娘アントニーダは、愛するソビーニンと結婚する喜びを「ああ、私の野原よ」と歌う。すると父親のスサーニンが登場し「国の行く末が定まるまで結婚式どころではない」と、浮かれる娘をたしなめる。そこに婚約者ソビーニンが「ポジャルスキーの率いる軍隊がポーランドに立ち向かっている」と言うニュースを持って現れ、スサーニンにアントニーダとの結婚の許しを請う。スサーニンは皇帝の即位が正式に発表されたら、結婚を承諾すると告げる。喜ぶソビーニンは「ミハエル・ロマノフが次期王位継承者として選出されたので、もうすぐ結婚できる」と歌う。スサーニンは婚約中の二人を祝福し、一同讃歌を歌う。
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