【基礎データ】
カーチャ・カバノヴァー
Kat'a Kabanova
作曲:レオシュ・ヤナーチェク
Leos Janacek(チェコ1854-1928)
台本:レオシュ・ヤナーチェク(チェコ語)
原作:アレクサンドル・オストロフスキーの戯曲「嵐」
Alexander Ostrovsky(露語)
ヴィンツェンツ・チェルヴィンカ
Vincenc Cervinka(チェコ語翻訳)
初演:1921年11月23日
ブルノ国民劇場(ブルノ)
Narodni divadlo v Brne
演奏時間:(第1幕35分,第2幕30分,第3幕30分)合計約1時間35分
楽器編成:
4Fl(Pic),3Ob(EH),3Cl(Bs-Cl),3Fg(K-Fg)/4Hr,3Tp,3Tb,Tub/Tim,2Perc/Hp,Cel/Va.d'a, Str
概説:ヤナーチェクが生涯手掛けたオペラ9作品中6番目の作品。晩年の円熟期に生まれたこの優れた作品は、彼が亡くなる数ヶ月前に“カミラ・シュテスロヴァー”という40才近くも年の離れた人妻に捧げられ、彼女に対する愛が作品に大きく反映されていることを物語っている。音楽による心理描写に長けていて、場面場面で登場人物の気持ちが鋭く伝わる名作である。
by Ikumi
最終更新:2009年7月3日
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