【基礎データ】
スペインの時
L'Heure Espagnole
モーリス・ラヴェル
Maurice Ravel(仏1875-1937)
台本:フランク・ノアン
Franc Nohain(仏語)
原作:フランク・ノアンの同名の戯曲
初演:1911年5月19日
オペラ・コミーク座(パリ)
Opera-Comique
演奏時間:約45分
楽器編成:3Fl(2Pic),2Ob,EH,2Cl,Bs-Cl,2Fg,K-Fg/4Hr,2Tp,3Tb,Tub/Tim,Perc/Cel,2Hp/Str/
概説:母親がスペイン出身のバスク人ということもあってか、ラヴェルはスペイン音楽に大いなる影響を受けた。代表作にはバレエ音楽の「ボレロ」がある。「スペインの時」もフランスの上品さとスペインの情熱的な部分が融合された作品となっている。音楽と演劇の流れがごく自然に組み込まれ、見事な完成度で初演から大成功を収めた。
by Ikumi
最終更新:2009年4月22日
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