【基礎データ】
ラクメ
Lakme(Lakm/e)
レオ・ドリーブ
Leo(L/eo) Delibes (仏1836〜1891)
台本:エドモンド・ゴンディネ
Edmond Gondinet
フィリップ・ジル
Philippe Gille(仏語)
原作:ピエール・ロティの小説「ロティの結婚」
Pierre Loti
初演:1883年4月14日
オペラ・コミック座(パリ)
Opera-Comique
演奏時間:(第1幕50分、第2幕55分、第3幕35分) 合計約2時間20分
楽器編成:
2Fl(Pic),2Ob(EH),2Cl,2Fg/4Hr,2TP,3Tb,Tub/Tim,3perc(BD,Antique-Cym,Cym,Timbales[片面太鼓],Tambn,Trgl)/Hp/Str
概説:大英帝国統治下のインドを舞台に東洋の空気を前面に出した作品。第1幕の「花の二重唱」はその美しいメロディから、さまざまな器楽への編曲でも演奏され、クラシック以外のジャンルでもアレンジされて使われることが多い。また第2幕では、コロラトゥーラの超絶技巧の「鐘の歌」が知られ、このアリアだけでもラクメ役の歌唱力には高音の美しい響きと高いテクニックが要求される。異国情緒溢れるアリアとバレエが盛り込まれ、ドリーブらしい優美なオペラであるが、有名なアリアを含む割には全曲上演の機会は少ない。
by Ikumi
最終更新:2008年6月16日
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