第3幕「毒薬」第1場:ミラー家の一室
ラウラ達がルイーザを慰めていると、ミラーが釈放され帰ってくる。ルイーザーとミラーは抱き合って悲しい運命を嘆く。二人は生まれ故郷の村を離れことを決意する。最後の祈りを捧げているルイーザのところにロドルフォが現れる。ロドルフォは自ら毒薬をあおり、ルイーザに真実の愛をたずねる。ルイーザもその毒薬を飲み、二人は手を取り合い死を待つ。ミラーが戻り死に瀕した二人を見て驚き人々を呼ぶ。ルイーザは父の胸で「きっと神様は二人を迎えてくださる」と息絶える。ロドルフォは最後の力を振り絞りヴルムを刺し、自らもルイーザの上に倒れ息絶える。(幕)

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