時と場所:1820年代。ロシアの農村とペテルブルク
あらすじ:第1幕
田舎の領主の家のテラス。タチアーナと妹オリガの歌声が聞こえる。母ラリーナは乳母フィリッピエヴナに思い出話をしている。そこへ百姓達が訪れロシアの収穫祭の歌を歌う。姉妹は農夫達の踊りを眺めている。するとオリガの婚約者レンスキーが友人オネーギンを連れてやって来る。レンスキーはオリガへの愛を歌う。タチアーナはオネーギンに一目惚れしてしまう。タチアーナはオネーギンに対する想いのため寝つかれない。タチアーナはオネーギンへ手紙を書くことを決心し「手紙の場面」を美しく歌う。やがて夜が明けタチアーナは手紙を乳母に託す。ラリーナ家の庭先で苺を摘むおとめ達の歌声が聞こえる。そこへオネーギンが現れ冷ややかに道学者じみたお説教をし、さらに自分は夫には向かない人間であるとタチアーナに冷ややかな返事を返す。
つづく
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