第2幕
エウリディーチェはプリュトンの女部屋にかくまわれ退屈している。ジュピテルはハエに化けて鍵穴から入り彼女に一目惚れする。身分を明かしオリンポスへと誘う。愉快な2重唱。天と地のすべての神が大宴会を開いている。頃合いを見てジュピテルとバッカスの巫女姿のエウリディーチェが逃げようとするとプリュトンに見つかってしまう。オルフェーがプリュトンと共に登場。ジュピテルはオルフェーに地上に戻るまでは決して後ろを振り向いてはならないとの条件で妻を返す。しかしオルフェーはなかなか振り向かない。業を煮やしたジュピテルは雷を起こす。オルフェーは驚き後ろを見ると妻の姿はない。オルフェーは喜んで地上の羊飼の娘の許へ戻ろうとする。ジュピテルはエウリディーチェをバッカスの巫女にすると決める。(幕)

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