ペレアスとメリザンド
あらすじ-第1幕
狩の途中アルケル王の孫ゴローは道に迷い、森の中の泉のほとりで泣いている美少女に気づく。泣く訳を問うがおびえ、ひどい目にあい遠いところから逃げてきたと言うだけ。ゴローは自分の身と名を明かし、少女もメリザンドという名が明らかになる。ゴローは彼女を説得し連れて戻る。城ではゴローがペレアスに宛ててメリザンドとの出会いと結婚を報せ、すでに半年を過ぎたその結婚の許しを、王アルケルと母ジュヌヴィエーヴから得て欲しいと頼んだ手紙をジュヌヴィエーヴがアルケルに読んで聞かせる。アルケルは望むままにさせよと了承する。一方、危篤にある親友を見舞いに行きたいというペレアスを、王は彼の父も重態にあるからと引き留める。城の庭を歩くジュヌヴィエーヴとメリザンドがペレアスに出会う。海を眺めると船が出ていくところ。メリザンドは自分を乗せて来た船だと言う。
つづく

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