【基礎データ】
ピーター・グライムズ Peter Grimes
作曲:ベンジャミン・ブリテン
Benjamin Britten(英1913-1976)
台本:モンタギュー・スレイター
Montague Slater(英語)
原作:ジョージ・クラッブの長編詩「自治町村」の中の詩「ピーター・グライムズ」
初演:1945年6月7日
サドラーズ・ウェルズ劇場(ロンドン)
Sadler's Wells Theatre
演奏時間:約2時間30分(プロローグ15分,第1幕45分,第2幕50分,第3幕40分)
楽器編成:
2Fl(Pic),2Ob(EH),2Cl(Es-Cl),2Fg/4hr,2Tp,Dtpt,3Tb,Tub/Tim,2Perc(SD/TD/ BD/tamb/tgl/cyms/gong/whip/xyl/rattle)/Cel,Hp/Str
Off-stage:organ-bells-tuba* Dance band on-stage*:2cl-perc:cym/SD/BD-pft(ad lib)-vln.db (*taken from the orchestra)
概説:ブリテンが初めて手掛けた本格的オペラ。二十代の頃に滞在していたアメリカで(1939〜41年)、コントラバスの名手で指揮者のセルゲイ・クーセヴィッキーから作曲を勧められ、帰国後すぐにモンタギュー・スレーターに台本依頼をして構成を進めた。作曲を手掛けたのは1944〜45年の約1年間。初演から大好評で、その後も各地で上演されている。各場面の情景を見事に表現した間奏曲自体の評価も高く、全6曲の内5曲に関しては独立した組曲として演奏されることもある。
by Ikumi
最終更新:
2010年8月28日

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