第2幕/宮殿の広間
広間には女王以下多くの人々が集まっている。そこへ従者であるセシル卿がやって来て、ロベルトの死罪判決を告げると、続いて従者のラレイグ卿がやって来て、ロベルトの身柄を拘束したこと、彼が女物のショールを持っていたことを伝える。女王はその青いショールを見てロベルトの裏切りを確信し、嫉妬で気が狂いそうになった。そしてすぐにロベルトを連れて来るよう命じた。その時ノッテンガム公爵がロベルトを救おうと現れるのだが、公爵は青いショールを見てロベルトの不貞の相手が自分の妻だと分かり動転する。女王はやって来たロベルトに「相手の名を言えば許そう」と持ち掛けるが、ロベルトは固く口を閉ざし、女王は皆の前で彼の死罪確定を告げることとなった。
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