第5幕/ジャンのアパート
ファニーはジャンと幸せな日々を過ごした部屋で、一人自分の人生を振り返っていた。そしてこれから先は子供のためだけに生きようと、預けてある子供の元へと行く決心をする。そこへ「君以外は何もいらない!」と、ファニーを忘れられないジャンが戻って来て二人は強く抱き合う。しかしファニーの固い決意が変わることはなく、彼女は疲れて眠るジャンにそっとキスをすると耳元で「さようなら」と呟き、静かに部屋を出て行く。(幕)
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