【基礎データ】
ねじの回転
The turn of the Screw
ベンジャミン・ブリテン
Benjamin Britten(英1913〜1976)
台本:ミファンウィー・パイパー
Myfanwy Piper(英語)
原作:ヘンリー・ジェームズ
Henry Jemes(英語)
初演:1954年9月14日
フェニーチェ歌劇場(ヴェネツィア)
演奏時間:(第1幕50分、第2幕55分) 約1時間45分
楽器編成:
1Fl(A-Flute/Pic),1Ob(EH),1Cl(Bs-Cl),1Fg,1Hr,
Tim,1Perc(BD/SD/TD/Tom-T/Gong/Cyms/Trgl/WB/Glsp/T.Bells),Hp,Pf(Cel),
2Vl,1Vla,1Vc,1Kb
概説:イギリスの作家ヘンリー・ジェイムズ(生まれはアメリカ)原作の「ねじの回転」をオペラ化したもの。政治的抑圧により長い間芸術分野に不遇の時代が続いたイギリスにおいて、ヴェネツィア音楽祭からの委嘱で生まれたこの作品は大成功をおさめた。全2幕16場で構成されるこのオペラは、ある女家庭教師が過去の出来事を語るという形式で進行する。同性愛者といわれたブリテンの17作品中殆どに、美少年への愛というテーマが盛り込まれているが、彼の9作品目となるこの作品にもその色が濃く表れている。
最終更新:20080324 by Ikumi
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