第４幕
第１場/パルチザン(ゲリラ)部隊の隠れ屋
夜の森の中。ドイツ兵から逃れたセミョンとミコラは、同志のいるパルチザン部隊の隠れ屋に辿り着き、村ソビエト議長のレメニュークと再会する。レメニュークはツァロフとイワセンコの無残な姿を見てショックを受けると、２人の遺体を森の奥へ埋葬し、復讐の決意を新たにした。
第２場/隠れ屋のある森の中
秋。セミョンが若者たちに大砲の撃ち方を教えている所へ妹のフローシャが現れ、ソフィアが明日旧地主のクレムボフスキーと無理やり結婚させられると伝えた。村の中も占領者たちにより悲惨な状態だと言う。セミョンはとても平静ではいられなかった。そこへ味方の赤軍の援軍がやって来るとの情報が入ったので、セミョンとミコラは手榴弾と銃を装備し、村へ攻め込むための偵察に向かった。
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