第3場 シラクサの広場
闘いに勝ったタンクレーディは恋人アメナイーデと再会するが、誤解を解かぬまま、冷たい態度でその場を去る。イザウラは従者ロッジェーロに真相を打ち明ける。
第4場 エトナ山中。タンクレーディは一人アメナイーデを想い悩んでいる。そこにアメナイーデが父王を連れ現れ、彼に誤解を解いて欲しいと頼むが、タンクレーディは聞き入れずそのままサラセンとの戦いに出陣してしまう。しかしタンクレーディがサラセンの大将ソラシールを倒した時、彼の口から、アメナイーデの手紙が、実はタンクレーディに宛てたものだったという事実を知らされ、やっと誤解は解かれた。タンクレーディは故郷に戻り2人はめでたく結ばれる。(幕)
(フェラーラ版では、タンクレーディは戦いで傷つき、アメナイーデに見守られ死ぬ。)
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