第3幕/カールスベルクの宮廷
カールスベルクの国王は病気で亡くなり、帰国したカール・フランツ王子がその後国王として君臨することになった。宮廷では新国王とマーガレット王女との婚約パーティーも開かれ、王子はハイデルベルクでのことなどまるで無かったかのようだ。マーガレット王女もまた、ターニッツという軍人との愛を諦めての婚約だった。しかしハイデルベルクから学生仲間が訪れ、彼から当時の懐かしい話を聞くと、王子の心には再びハイデルベルクへの想いが溢れ、その夜懐かしい友やケティーの夢を見た。翌朝王子は、すぐにでもハイデルベルクに行こうと決心する。
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