【基礎データ】
放蕩息子
The Prodigal Son
作曲:ベンジャミン・ブリテン
Benjamin Britten(英1913-1976)
台本:ウィリアム・プルーマー
William Plomer(英語)
原作:新約聖書ルカ伝第15章
初演:1968年6月10日(オールドバラ音楽祭にて)
オルフォード教区教会
Orford Parish Church(英国・サフォーク州)
演奏時間:全1幕約1時間10分
楽器編成:2Fl,Pic,2Ob,EH,2Cl,Bs-Cl,2Fg,K-Fg/4Hr,2Tp,3Tb,Tub/Tim,Perc(Cym,Trgl,BD,Tamb,SD)/Str
概説:大成功を博した前々作の「カーリュー・リヴァー」、前作の「燃える炉」と同じ形式(教会内部を舞台とし、男性歌手・演奏者・観客を近い位置に置き三位一体とする)を用いた寓話オペラで、ブリテンはこの作品により教会三部作を完結させた。他の二作品同様、登場人物の心情や状況をそれぞれの楽器が擬えて表現することが多いため、場面場面で楽器演奏者の表現力が大いに求められる。
by Ikumi
最終更新:2010年9月25日
RETURN
オペラ名曲辞典TOP