ウィリアム・テル
William Tel
Guillaume Tell
ロッシーニ
Gioacchino Rossini(1792-1868)
上演時間:合計3時間56分(序曲13',第1幕68',第2幕60',第3幕60',第4幕35')
初演:1829年8月3日パリ・オペラ座
台本:中世の伝説的英雄ウイリアム・テルの伝説をシラー(Schiller)が書いた戯曲を、ジュイ(Jouy)、ビス(Bis)、マラア(Marrast)、クレミュー(Cremieuz)などが改訂。原曲はフランス語、後にイタリア語訳/カリスト・バッシ
時所:13世紀スイスのルツェルン湖の付近
3Fl(Pic),2Ob(EH),2Cl,2Fg/4Hr,2Tp,3Tb,Tuba/Tim,Triangle, Bass Drum, Cymbals, Tam-tam, Bells/2Hp/ Strings
Banda:4Hr
概説:
イタリアオペラの伝統の上に、フランス・グランドオペラの様式を融合させた。ロマン派に踏み入れた記念碑的な大作。フランス語ではギョーム・テル、日本では英語読みのウイリアム・テルという呼び名が一般的。
ロッシーニはこの作品以降38年間の人生でオペラは作曲せず、少数の室内楽作品を残したのみ。ロッシーニのオペラが各国で上演されることによる著作権料で優雅に食通として暮らした。
最終更新:20040507
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