第2幕
翌日の朝。ファルスタッフの滞在するガーター館。
川の中に放り込まれ風邪をひいたファルスタッフがぶつぶつ文句を言っている。そこに再びフルート夫人から手紙が届く。あっという間に元気になったファルスタッフは、酒の飲み比べをして陽気に歌う。リートと合唱「赤ん坊の頃から」。そこにバッハ氏と名乗る変装したフルート氏が来て昨日の一件を聞き出す。フルート氏はまだ妻を疑っており、ファルスタッフをけしかけて、その現場を押さえるつもりだ。ライヒ家の庭ではフェントンとアンナが愛の二重唱。彼女を愛するカーユスとシュペリヒは木陰で立ち聞きして落胆する。再びフォード夫人の家。ファルスタッフが訪ねてきてしばらくすると、またもやフォード氏が帰宅したと伝えられる。ファルスタッフが別室に隠れると、直ぐにフォード氏が剣をもって入ってくる。今度こそ捕まえたと洗濯籠に剣を突き刺すが、手応えはない。そこにフォン・ブレントフォード夫人に女装したファルスタッフが現れる。しかし彼女を毛嫌いしてたフォード氏は、ファルスタッフとも気づかず、棍棒で叩いて追い出してしまう。
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