ある日の会話から(2000年3月20日

 

 「修がホ−ムペ−ジに出している”アイデア作品集”に 何かアイデアないかしら なんでもいってきてと いっているけど」「トイレットペ−パ−に広告を印刷するのは どうかしら」

 「前に見た気がするな− 印刷代と広告代とのかねあいだけれど」「模様を印刷したのは見たことがあるけど」

 「今度買ってきたのは ミシン目が入っていて ちょうど良いところで 切れて便利だし これからは あれにするは」

 「トイレットペ−パ−に何が用いられているか 世界旅行のとき コレクションしたことを 思い出すな」「”ちゅうぎ考”も書いたことがあったな」

 

 「ところで先日”東北通商産業局と弘前大学地域共同センタ−主催工業所有権セミナ−”を聞きにいったのだけど  大学で それも医学部のコミュニテイ−センタ−で開かれたし 参加費無料だったし」

 「特許の話もあったのでしょう」

 「弁理士の方が来ていて話しをしてくれました」「”弁理士”という職業があるのも知らなかったし 青森県にはいなくて 秋田からきていました」「メインは”工業所有権””知的所有権制度の概要””特許活動の重要性””研究成果と特許”の話でした」「特許庁の作成による立派な資料をもらってきたし また”特許電子図書館”(LPDL)があることを知りました」「昔は”特許”を出すのは 面倒だった記憶があるのだけれど 今は特許の検索も簡単にできるし 作成・出願も簡単だし 出すのは簡単だけど ただ出しただけではだめで 審査をお願いしなければならず 認められても 特許料をおさめなければならず それぞれ お金がかかるしくみになっていて」「だからどんどん出してくださいよ お金が 特許庁にあつまる しくみになっている」「それも日本国内だけだし」「外国はまた別だし」「そこへゆくと”著作権”は”論文”も含めて”コンピュ−タ−での発表”も認められる傾向にあるし 修のは その”権利”を主張しようという風に受け取られるのだけど」「それにしても資料の中にあった”発明と特許”の項にあった 1特許法上の発明であるか の次ぎの2に”産業として実施できるか(産業上の利用可能性)”があるのが 気になりました」「つきつめれば”通産省”と”厚生省”との成立に関係することだし」「健康問題が”産業として実施できるか”と考えると 例のDNAの特許の問題もクリントンとグレアが共同で声明を出したそうだと ネットに出ていました」

 

 「旗をかってきて 何にするの」

 「大分前から考えていたことなんだけど」「弘前に旗やさんは一軒しかありませんでした」「”HATAmake”(ハタメイク)という名前もすでに考えているのです」「室内のように風がないときに 旗がするすると揚がって 揚がったときに旗が”はたはた”とはためくというしかけの考案なんだけど」

 「あの旗のカンバンがあがってもいいと思うんだけど」

 「演出の問題だけど」「私には 旗がするする揚がって はためかないと 気分が悪いのだけど」

 「今度のオリンピックの室内競技のときが みものね」

 「旗に風をどうあてるかが問題なんだけど」「中空のポ−ルを使って それの上の方にアナをあけて それに空気を送って 出せば はためく と考えているのだけど」「風を送る方法としては ゴルフ場の靴のゴミはらい またスキ−場のボ−ドの雪はらいに もうすでに 実用化されているから あとはやるだけ と思っているんだけど」「僕のアイデイアを買いにこないかな」

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