女傑、保健婦の力を知らせてくれた人、看護のリ−ダ−シップをとり、行動し、しゃべり、書き、あんなにも影響力を与えた人はどんな方かしら、といわれているのであるが、当のご本人は、昨年の保健文化賞受賞の席で、「配偶者をつれてくるように言われ、しまったと思い」「青森のモッコの歌を聞きながら、母のこと、青森の子供たちのことが頭にうかび」「このインフレが保健福祉にどう影響するかを心配する」方なのである。
今回の受賞(第27回東奥賞)を心からお祝い申し上げたい。地域医療の、特に看護の方々の喜びでもあるだろう。先日花田さんの「わが半生、看護の道をあゆんで」という話を聞いたが、あとの半生を元気で活躍していただきたいのである。