サー・ウィリアム・ターナー・ウォルトン
Walton, Sir William Turner
英 1902 - 1983
幼い頃よりピアノとヴァイオリンの教育を受ける。父は合唱監督および歌唱指導者。
1912年からオクスフォードのクライスト・チャーチ大聖堂の聖歌隊学校の聖歌隊員となる。
1914年から歌曲、合唱曲、オルガン曲の作曲を始めるが、正規には作曲教育は受けなかった。
1918年、クライスト・カレッジに入るが、音楽に時間をかけ、通常科目が取得出来ずに1920年に中退。
友人の父ジョージ・シュトウェルの養子となり援助を受け、作曲活動を行う。
1923年、ザルツブルクの第1回国際現代音楽祭(ISCM)において弦楽四重奏曲第1番で作曲家としてデビュー。
イギリス的作風で、エルガーの後継者的存在。王室行事のための作品を書き、いわゆる宮廷作曲家としての位置にもあった。
映画音楽でも親しまれ、吹奏楽界でも重要な作曲家。
代表作:
ピアノ四重奏曲
弦楽四重奏曲 第1番
5つのバガテル(ギター)
ポーツマス岬 Portsmouth Point
交響曲 第1番
交響曲 第2番
戴冠行進曲「帝王の冠 Crown Imperial」
戴冠行進曲「宝珠と王の杖 Orb and Sceptre」
ヨハネスバーグ祝祭序曲 Johannesburg Festival Ouverture
ヒンデミットの主題による変奏曲 Variations on a Theme by Hindemith
ヴァイオリン協奏曲
ヴィオラ協奏曲
チェロ協奏曲
オペラ「トロイラスとクレシダ Troilus and Cressida」
オペラ「熊 The Bear
バレエ「賢き乙女たち The Wise Virgins」
◆映画音楽
逃げちゃいやよ Escape me Never(1934)
お気に召すまま As you like it(1936)
夢見る唇 Dreaming lips(1937)
盗まれた人生 Stolen Life(1938)
バーバラ少佐 Major Barbara(1941)
近親者 Next of Kin(1941)
親方フランスへ行く The Foreman went to France(1942)
少数者の首位 The First of the Few(1942)
うまくいった? Went the Day Well?(1942)
ヘンリー5世 Henry V.(1943-44)
ハムレット Hamlet(1947)
リチャード3世 Richard III.(1955)
バトル・オブ・ブリテン(邦題:空軍大戦略) The Battle of Britain(1969)
三姉妹 The Three Sisters(1970)
作品:管弦楽曲DB
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