第2幕/宮廷の一室
皇帝クラウディオに裏切り者扱いされたオットーネは、次期皇帝どころか周りの者たちから非難される身となってしまった。愛するポッペアでさえ自分に冷たいので、オットーネは何とかポッペアの誤解を解き、2人は今回のことがアグリッピーナの策略だということに気付く。一方のアグリッピーナは更に新たな計画を企てていて、侍従のパッランテとナルチーゾにオットーネを殺させ、その後2人にも殺し合いをさせようなどと考えていた。そして夫のクラウディオには、息子ネローネを次期皇帝にするよう働きかける..。ポッペアは愛するオットーネを救うために、アグリッピーナの息子ネローネを利用することにした。ネローネもまた、ポッペアに夢中になっている者の一人だった。
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