第2幕
第1場 トルコ太守セイドの館の一室
トルコ太守セイドに仕える女奴隷たちは、セイドの寵愛をうけるグルナーラの美しさを褒め称えている。しかし当のグルナーラはどんなに高価な宝石や豪華な衣装を身にまとうことができても、自由のない囚われの身を受け入れられず遠く故郷を想い、アリア「牢獄からたまには解放されて」を歌う。そこへ宦官が太守セイドの祝宴に出席するようにと伝えに来る。グルナールはしぶしぶ言いつけに従うが、気持は晴れない。
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