あらすじ 第1幕
第1場 修道士フェルナンドは祈りを捧げに来た美女に恋をした。しかし彼女は国王アルフォンソの秘密の愛人レオノーラだった。そうとはしらないフェルナンドは父で修道院長のバルダッサーレにその恋を告白する。激しいやりとりの後、ついにバルダッサーレはフェルナンドの僧籍離脱を認め、修道院から追放する。
第2場 レオーネ島の岸辺
恋した乙女が国王アルフォンソの愛人レオノーラだということを知らないフェルナンドは、彼女の館のある島に目隠しをされて渡ってきた。だがレオノーラは自らの名前を名乗ることも出来ない。フェルナンドは彼女に結婚を迫るが、レオノーラは「愛すればこそ別れて欲しい」と言って彼に手紙を渡す。フェルナンドは武勲を立てて彼女の愛を得る決心をする。
つづく
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