第2幕 セヴィリアのアルカザール宮殿
フェルナンドはイスラム教徒を討伐して武勲を立て、国王の信頼も得た。一方国王アルフォンソは宮廷の反対を押し切りレオノーラと結婚しようとするが、レオノーラは国王に暇を請う。華やかな戦勝の祝宴が開かれる。そこに式部官のドン・ガスパールが現れ、レオノーラに宛てた手紙を侍女から奪い国王に示す。国王は差出人を問いつめるが、レオノーラはその名前を明かさない。そこに修道院長のバルダッサーレが現れ、王妃である自分の娘をないがしろにして、愛人に入れ込む国王をなじり大混乱となる。
つづく
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