【基礎データ】
モゼとファラオ/Moise et pharaon
作曲:ジョアッキーノ・ロッシーニ/Gioachino Rossini(1792~1868)
台本:ルイージ・バロッキ/Luigi Balocchi(1766~1832)、エティエンヌ・ドゥ・ジュイ/V.J.Etienne de Jouy(1774~1851)、フランス語
1818年にロッシーニがナポリにおいてレオーネ・トットラ/Leonne Tottola(1770~1831)の台本で発表したイタリア語の3幕もの「エジプトのモゼ/Mose in Egitto」の改作
原作:フランチェスコ・リンギエーリ/Francesco Ringhieri(1721~1787),「エジプトのサーラ/Sara in Egitto」
初演:1827年3月26日、パリ/Paris、オペラ座/l’Opera
演奏時間:前奏曲4分、第1幕46分、第2幕35分、第3幕30分、第4幕31分、合計2時間26分
楽器編成:2Fl, Pic, 2Ob, 2VCl, 2Fg/4Hr.2Tp,3Tb,Ophyeleide(Tub)/Tim,BD,Cym/Hp/Str
概説:このオペラはロッシーニ自身が1818年に発表した人気のオペラ「エジプトのモゼ」をパリオペラ座の強い要望で3幕から4幕ものへと大きく改作したものである。紅海横断で有名なモゼの十戒にまつわる奇跡の数かずが幕間の見せ場として人気を博した。美しいアリアや重唱の数々、そして「モゼの祈り」は合唱曲の傑作としても名高い。多彩な魅力に富んだロッシーニの代表作として今も上演され続けている。
by MI
最終更新:2011年12月15日
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