【あらすじ】
時と所:ギリシャ神話の時代・ギリシャの野、及び黄泉の国(冥界)
第1幕/エウリディーチェの墓のある野原
竪琴と歌の名手であるオルフェオは、亡くなった妻エウリディーチェの墓の前で妻の名を呼び、彼女の死を嘆き悲しんでいた。その周りでは精霊や羊飼いたちが嘆きの歌を歌っている。やがて一人になったオルフェオが「愛する貴女を呼んでも… Chiamo il mio ben cosi」と歌い、「神々から妻を奪い返す!」と感情を昂ぶらせていると、目の前に愛の女神アモーレが現れ「大神ゼウスがお前を憐れみ、妻エウリディーチェを黄泉の国から連れ戻すチャンスが与えられた」と言う。しかし生身の人間が黄泉の国に入ることは非常に困難な上、「妻と出逢っても無事に救い出すまでは決して彼女を見てはいけない、見ない理由を知られてもいけない…」という条件が出された。もしこの約束を破れば、妻とは永遠に逢えないとのことだったが、オルフェオは「必ず妻を救い出してみせる!」と誓うと、黄泉の国を目指し出発した。

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